師匠、最近なんだか目が痒くて、くしゃみも止まらないにゃ。もしかして、ぼくも花粉症になっちゃったのかにゃ？
まあ、弟子よ。季節の変わり目だから、風邪でもひいたのかもしれないにゃ。しかし、もし花粉症だとしたら、それは困ったことだにゃ。
えー、どうして困るにゃ？
花粉症は、人間と同じように猫にも辛い症状を引き起こすことがあるのにゃ。
特に、皮膚炎や目のかゆみ、くしゃみなどの症状が現れやすいにゃ。
それは嫌だにゃ！ぼく、毛が大好きだから、掻きまくっちゃうと大変なことになっちゃうにゃ。
そうだにゃ。それに、目のかゆみも放っておくと、ひどい炎症を起こしてしまうこともあるのにゃ。
もし花粉症だと疑われる症状が出たら、すぐに獣医師さんに診てもらうことが大切だにゃ。
猫もヒトと同様に花粉症にかかることがあります。猫の花粉症は、人間の場合と同じように、猫の免疫系が花粉に対して過剰反応を起こすことで引き起こされます。飼い猫が花粉症にかかった場合、飼い主さんはどのように対処すればいいのでしょうか？本記事では、猫の花粉症とその対策について解説していきます。
猫が花粉症になったときの症状は？
猫の花粉症の症状も、ヒトと大きく変わりはありません。以下のような症状が現れた場合は、早めに獣医師に相談することが大切です。症状が放置されると、重篤な合併症を引き起こすことがあります。また、症状が軽い場合でも、飼い主さんが出来る範囲で対処を行うことで、猫の症状を改善することができます。
呼吸器症状
花粉が鼻腔や気管支に入ることで、猫の免疫系が過剰反応を起こし、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。
消化器症状
猫が花粉を吸い込むと、消化器系にも影響を与えることがあります。そのため、咳や嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。
皮膚症状
花粉が猫の皮膚に接触することで、かゆみや発疹、湿疹、痒みを引き起こすことがあります。また、猫が噛むことで顔周りが擦れ、炎症を引き起こすこともあります。
目の症状
花粉が猫の目に入ることで、目の充血や結膜炎、涙目などの症状が現れることがあります。
猫が花粉症になったときの対策は？
猫の花粉症は、飼い主さんが対策を行うことで、症状を軽減することができます。対策についていくつか記載していますので、出来ることからやっていきましょう。
室内を清潔に保つ
花粉は屋外で発生し、室内に持ち込まれることが多いため、室内を清潔に保つことが大切です。定期的に掃除機やモップを使って、床や家具を清掃しましょう。
空気清浄機を使用する
空気清浄機を使用することで、花粉を含む空気をきれいにすることができます。獣医師に相談して、猫にとって適切な空気清浄機を選びましょう。
猫の毛を定期的にブラッシングする
猫の毛には花粉が付着することがあります。定期的にブラッシングを行うことで、猫の毛から花粉を取り除くことができます。
猫の飼育環境を整える
猫の飼育環境を整えることで、花粉症の症状を軽減することができます。例えば、カーペットや布団を撤去し、掃除しやすい素材のものに変える、窓を閉め切るなどの対策が挙げられます。
獣医師に相談する
症状が軽い場合でも、獣医師に相談することで、猫に適切な対策を行うことができます。また、重篤な症状が現れた場合には、早めに獣医師に相談しましょう。
まとめ
ヒトである皆さんも花粉症は辛いですよね？猫も同様に苦しんでます。。
猫の花粉症は、飼い主さんが対策を行うことで、症状を軽減することができます。しかし、症状が重篤な場合には、適切な治療が必要です。飼い主さんは、猫の健康を守るためにも、早めの対策を行なっていきましょう。
